Windows7が起動できなくなり、HDD交換の上Windows8.1がインストールされたPCにOutlookの移行を行った。
手順
１）アカウント情報移行
アカウント情報は以下のレジストリに格納されているらしい。
Outlook 2013は HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Profiles\Outlook
Outlook 2016は HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Profiles\Outlook
（参照サイト Qiita「備忘録：Outlook 2010/2013/2016 の設定を移行する方法」）
でも旧PCは起動不可でREGEDITからのエクスポートできない。
なので、まず旧PCのレジストリハイブから必要な情報を新PCのレジストリにロードすることにする。
（参照サイト @IT「Windowsでレジストリハイブをロードしてオフラインでレジストリを閲覧・編集する」）
２）旧PCのHDDを 新PCに接続する。
３）新PCを起動し、コマンドプロンプト（管理者）を開く。
戻したいハイブファイルがある旧PCHDDのフォルダに移動し、以下のコマンドを入力する。
reg load ＜トップレベル・キー名＞\＜ロード先サブ・キー名＞ ＜ハイブ・ファイル名＞
今回の場合は、旧PCHDDの%SystemDrive%\Users\＜ユーザー・プロファイル名＞に移動し、以下のコマンドを入力した。
reg load HKU\Temp_ntuser ntuser.dat
４）REGEDITを起動する
HKEY_USERS下にTemp_ntuser サブ・キーができていることを確認する。
５）１）に従いアカウント情報をエクスポートする。
HKEY_USERS\Temp_ntuser\Software\Microsoft\Office\15.0\Outlook\Profiles\以下をエクスポートする。
６）エクスポートした*.regファイルをエディタで編集する。
「HKEY_USERS\Temp_ntuser\」のキーを「HKEY_CURRENT_USER\」とすべて修正する。
７）regファイルを新PCに登録する。
これでアカウント情報の移行は完了。
８）コントロール パネル > ユーザー アカウント > メール でメールプロファイルの画面を開く。
プロファイルが登録されていることを確認し、データファイルの場所（旧PCHDDの）を調べる。
９）メールデータ移行
上記でしらべたデータファイルを、旧PCのHDDから新PCの同じ場所にコピーする。
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